謹賀新年

「今更だけど、明けましておめでとう」
「ああ、おめでとう」
「本当は明けて直ぐ言いたかったんだけど、時差あるからさー」
「いや、俺もこっちの奴らと騒いでたから」
「そっかー。こっちはねえ、水町たちと一緒に年越しして、日の出見たよ。あと初詣」
「こっちはとりあえず飲んで騒いでたな」
「あははアメリカって感じー。そっちは初詣とかしないんだよね?」
「宗教的にアウトだろう」
「だよねー。…私はとりあえず、自分のこと祈っといたー」
「そりゃ当たり前だろ」
「うん。でね、駿君に対してもお祈りがあるのですが」
「…あ?」
「無病息災で試合出れて、できれば時折帰ってきてほしいなあというお願いであります」
「……」
「冬帰ってこないなら春か、遠くても夏には1回帰ってきてよー。正直寂しいよー」
「………解っ、た。とりあえず金貯めるから、ちょっとだけ…に、二ヶ月くらい待ってくれ」
「え、嘘マジで?私期待するよ?空港まで張り切って迎えに行っちゃうよ?」
「(…ち く し ょ う !)…とりあえず金貯まるまで待っといてくれ(可愛い!)」



11/01/08
何が何でも帰るって思った駿君。
アメリカの新年なんてよく解りませんすいません。
駿君は多分言われないと帰ってこないと思います。自分の生活必死すぎて(笑)
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