バッド
「日本だと冬でもミニスカートはくんでしょ?」
「まあ好きな子はそういう格好するね」
「はしないの?」
「寒いじゃん」
「でも日本の女の子やってるじゃん。高校生とか」
「多分それ制服でしょ。あの下に夢もクソも無いもの着てる子なんて多いよ」
「いやいやいやそういう話は良いよ夢は壊さなくて良いよ。そうじゃなくては?」
「だから寒いからヤダよ」
「見てみたいなー」
「バッドのファンに頼めば良いよ。冬でもミニスカはく子が好きって」
「って鈍いって言われない?」
「あえてそう思わせてるっていう選択肢でどうぞ」
「うーん手強いねえ」
付き合うようになってバッドに嫌われたくないと思えるようになってから、多分そういう格好するようになる気がする。
クリフォード
「猫飼いたいんだって?」
「クリフが嫌がっててさあ。私の家なのに」
「あーうん(独占欲強いからな)」
「猫可愛いのに」
「でもクリフォードも猫じゃないか?」
「アレは豹だよ」
「でもネコ科じゃないか。あの変な天邪鬼を猫だと思えば良いさ」
「ヤダよ。性格的にかなり猫だけど、あの猫じゃあ癒されない」
「…ああ…」
「愛してあげられるけど癒されないんだよねー」
「あー…うん。(フォロー出来ないわごめんクリフォード)」
クリフは猫だけど、見てて和むことが出来る猫じゃないよなーって。豹っていうか、女豹と言う方がシックリくるような。とりあえずネコ科。
タタンカ
「すんごい髪」
「そうカ?」
「綺麗だね」
「の髪も綺麗ダ」
「ありがとう。でもタタンカの髪の毛、こんなに伸ばしてるのに艶が有って凄いね」
「でも横に広がったりするから、纏めないと邪魔なんダ」
「まあ伸ばしてるとねー。欧米の人の黒髪良いよね。真っ黒じゃないの」
「俺は、アジアンの黒髪も好きだナ」
「わー、本当?重たい感じしない?」
「神秘的ダ」
「あー、凄いアジアンのイメージっぽいねそれ」
「そうかもナ」
「男の人なのに髪長くても格好良いって、凄いよねタタンカ」
「…そうカ」
落ちなかった。地味にタタンカがヒロイン口説いてるんですが(最初ら辺)、ヒロインの天然かもしれない発言に自分が口説かれた。
パンサー
「この写真いつも持ち歩いてるの?」
「え?あ、うん。プロなって、ばーちゃんの貧乏脱出できた記念」
「パンサーもだけど、おばーちゃん良い顔してるね」
「へへ、嬉しくて持ち歩くようになったんだ」
「良いね。おばーちゃん大事にしないと駄目だよ」
「勿論!」
「パ~ンサァ~あそこはの方を大事にすると言わないと駄目だろう」
「え!?」
「いやあ、の場合ばーちゃんよりも自分!って感じじゃないから、ばーちゃんと同じくらいも大事にしたいって言う方が良いんじゃないかな」
「ああ、その方がアイツには良いかもなぁ」
「ちょちょちょ!(っていうか見られてたっ!)」
しかも自分の気持ちダダ漏れだった。
ドン
「遊んでもらう程度なら良いんだけど」
「ほぉ」
「真剣に付き合ったり、結婚したりってなると、ドンは速攻範囲外よね」
「どうしてだ?」
「私慎ましやかな生活を送りたいの。まあお金も欲しいけれど、それは只の夢や理想だし」
「日本人らしい謙虚さとでも言おうか」
「そうかもねえ。ああ、後はそうね。ドンって頂点の人だから」
「ん?」
「頂点なりの接し方しか出来ないでしょう」
「……」
「私の為にその頂から降りて、只のドナルド・オバーマンとして私を好いてくれるのなら、まあ良いかもしれないわね」
「ああいう事を臆せず俺に言えるから、欲しくなるのだろうなぁ」
「今のアンタじゃ勝率全く無いがな」
「哀しいなぁ~」
「楽しんでる人間が何言ってるんだ」
「俺の魅力は頂に在ってこそだと解らないが哀しいのだよクリフォード」
「ああそうかい」
でも多分この人は女の為に頂点から降りたりしない。ヒロインを頂点から抱き上げてくれそうです。
09/10/25