「ぶふっ…で…ら、ラディッツがこの間助けたって言う女の子、居るじゃない?」
「ああ、そういえばそんなこと言ってたな」
「今日その子に会ったのよ。結構可愛かった」
「ほお」
「でさー、真っ赤になりながらラディッツにこの間のお礼だーとか言って…くっ…おか、お菓子の詰め合わせ出したのよ…」
「で?」
「あの、あの子その意味全く解ってなかったみたいで…!」
「…本当にタダのお礼だと思ってたっていうのか?」
「そー!ぶっ…駄目だ今思い出しても面白い。あの女の子も真っ赤になりすぎてて面白かったけどラディッツも何も気付いてないのがもう…!」
「つーか話を聞いた限りその女まだガキだろ」
「いやー、でもカカロットは結婚して子ども二人も居るのにラディッツは彼女も居ない状況だからまあ良いんじゃないのー?可愛かったし。つーかガキっつても高校とかでしょ?いけるいける」
「ガキじゃねえか…。アイツ幾つだと思ってるんだ」
「いやいや関係無いって。見た目はまだ若いんだし。アタシ等もそうだけど」
「…俺等よりも長く生きてる分アイツの方が年上なんだぞ…」
「関係無いってー。つーかそう。あの女の子も私のこと見て顔真っ青にしててさー。アレ絶対勘違いしてるよ。あー本当面白い」
「趣味悪いぞ…」
「だって勝手に勘違いしてたんだもの。まあ最後にラディッツがお袋ーとか呼んだから流石に気付いたみたいだけど。ああでも本当面白かった。また今度茶化しに行こう」
「………」(←言っても聞かないからもう何も言わない)

「あー、ただいまー」
「ぶっふ!」
「は!?何だ行き成りお袋!」
「あはははははははっ!」
「…!?」
「……気にするなラディッツ」



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