女神は全て許している

直後

「…、」
「はい」
「その、…き、気分転換に食事にでも行かないか。アフロディーテに教えてもらった店があるんだが、女性客が多いから一人では行き辛いんだ」
「良いですよ」
「…えっ」
「え?」
「い、いや。ならとりあえずこの仕事を終わらせよう」
「はい。頑張って早く終わらせますね」
「ああ」

(お、思ったよりもあっさり誘えたがこんなものなのだろうか…)

そんなことを考えていたせいか、彼女が少し恥ずかしそうに笑っていたのには気づかなかった。



14/08/04
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