もの凄く長い時間かけました。最初の話から読まれている方はもうお忘れになっているやもしれません。
揚羽を幸せにしてあげたいところから書いた話ですが、そうなるとどうにも彼自身の生い立ちに触れずにはいられなく、こんなしょうもないシリアスな話に…。お前うだうだ考えすぎやねんと何度突っ込んだことか。すいませんでした。
この話の個人的なミソは、別に自分の過去を恥じているわけではない揚羽が、自分は汚いからとヒロインに触るのを躊躇うことだったり、ヒロインのみに触ったら駄目だと思っているところだったりします。(ヒロインのみが更なるポイント)
あとは揚羽が自分の意思で好きな女性を抱くことに意味があるんじゃないかと思っています。
どうしても彼は最期のあるキャラなので、一番最後の話はああなってしまいましたが、彼が生きている間、ヒロインと一緒にいる間は、彼の中ではとてもとても幸せな生活になったと思います。
揚羽としては、ヒロインのような蜘蛛に捕まったなら、やっぱりそれは良かったのかもしれないと最終的に思っていたんじゃないかなあと。
自分と一緒になって少しでも幸せな生活を送ってくれてたなら、最高だと考えながら逝きそうです。
この話とは全然別の原作沿いの揚羽夢も考えたのですが、それはそれでまたとても長くなるのでちょっと諦めてます。(…)
自分は本当、長編書くのに向かない性格だよなあと…。これも途中結構諦めてました本当すいません。
でもこのお話はうちのサイトじゃ結構コメント頂いた方かなと。本当にありがとうございます。コメントなかったら途中で多分凍結してました。
長いこと時間をかけましたが、この話は一応これで完結です。
お付き合いいただき本当にありがとうございました。
2012/08/18